Tour de France 2011

今年は(も?)最後の最後まで予断を許さない展開だった。カデル・エヴァンスは我々がチェックし始めたここ数年、ずっと有力選手として上位に入っていたが、優勝したのは今回が初めて。他の優勝候補たちが強力なチームメイトのアシストを受けている中、いつも通りサポートもなく、ほとんど一人で走っていた。アクシデントもあったが、それでも上位をキープし、前日まで1分弱のタイム差があったアンディ・シュレクを軽々と逆転した。最後のTTはコーナーの一つ一つに至るまで入念に準備していたらしい。
一方、アンディを応援していたキャプテンはがっくり落ち込む。僕がJ SPORTSのレポートを読んでいると「もういいから!読まないで!」とのこと。
明日はパリ・シャンゼリゼまでの最終日。僕が現地でスタートを見たのはもう2年も前か。また来年を楽しみにしよう。