箱根旅行2日目

目が覚めると外がうっすら明るくなり始めている。そのまま起きだして時計を見ると5時。部屋をうろちょろし、ごそごそ音を立ててキャプテンを起こす。まずはホテルの前庭を散歩。桟橋から水の中をのぞくとブラックバスがうようよ。一旦部屋に戻り、harukaxらと合流。陽が昇り始めた中をもう一度散歩。朝食はホテルレストランにて。ビュッフェでサラダ、パン、フライドポテトを取り、玉子料理はチーズオムレツ、ウィンナーを添えてもらう。いずれもおいしい。でも取りすぎて朝からお腹いっぱい。
チェックアウト後、荷物をホテルに預け、ボートを漕ぎに行く。ホテルから一番近いボート屋に行くと2人乗りで30分700円。2人ずつ3艇で漕ぎ出す。慣れないとなかなかうまく進めないが、これが結構楽しい。調子に乗ってうろちょろ漕ぎ回る。しかし「往きはよいよい」とはまさにこのこと、帰りは向かい風で一向に進まない。一生懸命漕いでようやく桟橋に着くとボート屋の親父が「桟橋に着けるときは大回りしろ。常識だ。」「3分遅れたけどおまけだ。ただにしてやる」等と吐き捨てる。行きの様子からの豹変振りに驚いたのと近年まれに見る怒りとでおやじを無視し、時間内に着いていたSoくんらに合流。Soくんらも「ボートが全然進まない。3歳児でもこんなの漕げる。」等といわれたらしい。さらに遅れたharukax、母シゲコもさらにひどいことを言われ、延長料をとられる。いやいや、客にこんな悪言を授ける商売人は見たことがありませんな。ボート屋の名前は芦ノ湖「すずきボート」。ここの親父は人間失格。この男のおかげで芦ノ湖には二度と遊びに来ないだろう。こいつにはまず人間としての常識を教えてやらねばならない。ボート屋の前で店員に聞こえるよう、大声で悪口を言い、ホテルに戻る。
怒りも覚めやらぬまま荷物を受け取り、次は畑宿寄木会館へ。簡単な作品の製作方法を見る。土産品はまずまずだったので、箱根ホテル近くまで戻ってSoくんたちが以前行ったことのある店に立ち寄る。こちらはゆっくり見れる雰囲気で上品。携帯ストラップ、しおりなどなど細々と購入。(このときharukaxにはダンスのオーディション合格の知らせが届く。おめでとうございます。)良いものもいっぱいあったが、そういうものはやはり少々高い。また次の機会にしよう。
時間は12時近くになるが、朝ごはんが多かったのでまだおなかはすいていない。少し早いが帰路に着くことにする。仙石原を通り、再び御殿場周りルート。今日は富士山がきれいに見える。途中立ち止まって写真を撮ろうということになる。「この先に止まれるところがあります。」と言ってみたものの、どれだけ進んでもそのスポットが来ない。どうやら気付かないうちに通り過ぎたらしい。むむむ、まだ怒りのせいで調子が狂っているのか。帰りもすこぶる順調。あっという間にアオキ到着。昼食と夕食をかねてベランダでバーベキューをすることに。DeanaたちにもらったPatio setがまたも活躍である。この旅行中、これが一番おいしい食事だった。夜までわいわい話しながらのんびり過ごし、Soくん、Tomoちゃん帰宅。今回のJourneysも終了。
と思いきやレンタカーの部品が我々の家に置きっ放しであることに気付く。帰ったときに気付いて「あ、忘れずに渡さねば」と思っていたのに案の定忘れてしまった。すぐに車に乗り込み、三鷹まで夜のドライブ。部品を渡し、9時30分ごろ帰宅。シャワーを浴びて倒れこむように眠る。皆様お疲れ様でした。