全滅

moriyu2007-08-07

キャプテンが睡蓮セットを買ってくれる。ヒメスイレン(黄)、水草、フロッグピット、ヒメダカ10匹、睡蓮鉢。睡蓮鉢は20%OFFセール中だったが、我々の選んだ鉢だけシールが貼られていない。店員さんに確認すると「ああ、これもセールですね」と言って40%OFFというラベルを貼ってくれる。二人顔を見合わせたが、そのまま清算し、いそいそと車に載せる。ヒメダカは10匹150円。安い。彼らも不満があることだろう。レジに並んだとき、キャプテンふと気付く。「メダカはえさはいらんのかね?」。僕も漠然とは思っていたが、アブラムシでも食べさせればよかろうと簡単に思っていた。しかしやはり心配になったキャプテンがレジの人に「あの、メダカってエサいるんですか?」と消え入りそうな声で尋ねる。当然のことながら「はい、いりますよ」との答え。キャプテンいわく、「これほど恥ずかしい思いはここ何年もしていない」とのこと。レジの列を離れ、エサ売り場でメダカのエサも購入し、家に帰る。
帰宅後、さっそく睡蓮鉢を洗い、昨日からベランダに用意していた水(浄水器を通した水である)を入れ、石、睡蓮、フロッグピットを入れ、いよいよメダカを放す。元気に泳ぎ回っている様子。よしよし。ベランダに魚がいるというのはなかなか楽しいものである。これでは睡蓮が主役か、メダカが主役かよくわからない。
が、翌朝。鉢を覗き込むと泳いでいるのは2匹だけ。他は皆水底に沈んでいるではないか!愕然としてしばし鉢を見つめる。残った2匹も僕が出社するころに冥土へ旅立つ。初メダカは1日にして土に還ってしまった。
インターネットを調べると(というか先にこれをすべき)、はっきりとはわからないが、やはり水が原因と考えられた。カルキ抜きが十分でなかったか、鉢から何か有害なものが出てきたか。というわけで再度水をはり、次回に備えている。