パリに車で行ってみる vol. 2


今回はブック・オフ、日本食材店、無印など。キャプテンのコートとブーツを物色するのが主な目的である。ブーツはHenry CuirのHPを見て(ほぼ日に出てましたね)、キャプテンが一目惚れしたものがあったので、同じようなものを安く見つけたいところである(Henry Cuirでは10万越すのでとても買えない)。






駐車場は無印の入っているショッピングモール、Forum des Halles。今回はちゃんと地図を買い、近辺の道をグーグル・ストリートビューで予習し、いざ出発。高速道路を1時間ほど走り、パリ市内に突入。途中までは前回と同じ道なので、割とリラックスして走れる。ちなみにキャプテンは前回、慣れない道を走るストレスのあまり中耳炎が悪化した。セーヌ川を横切り、ノートルダムのあるシテ島を縦断、この先は未知の領域でちょっと心配していたが、グーグル・ストリートビューで予習した通りの風景が展開され、既に知っている道のように走れる。恐るべし、ストリートビュー。役に立つものだ。迷子になることなく、すんなりと目的地Forum des Hallesの地下駐車場に駐車する。
無印でキャプテンのコートを物色。前回パリに来た時に目を付けていたピーコートがあったのだが、意外に袖が長いことが判明。他にもいろいろ試着しまくるが、今一歩買うには至らず。耳あて、石鹸置き、綿棒などなど細々としたもののみ購入。ブーツはお買い得靴屋、JONAKで物色。安くて品揃え豊富なのだが、やはりちょっと高級感には欠ける。こちらも買うには至らず。ブックオフで前回買ったザ・スライドショーを売り、本を数冊購入。日本食材店でカレー、そうめん、インスタント味噌汁を買い、今回の買い物は終了。途中、隊員は犬の糞を踏み、キャプテンにエンガチョされる。憎むべきはフランス人の犬飼い主!キャプテン、「車に乗る前にしっかり足を拭くように」とのこと。
さて「往きはよいよい」とやって来たものの、地下駐車場の難点は出庫の時にどこに出るのか分からないところである。こればかりはストリートビューも役に立たない。行き当たりばったりである。地上に出て、とりあえず前の車について道を進む。大きな通りに出たところでキャプテンが通りの名前を発見し、素早く地図を確認。一方通行の道のようなので、その方向を見て、セーヌ川と思われる方向に車を進める。これが間違いのもとであった。この道、我々が出てきた当たりを境に東側は東向き、西側は西向きの一方通行の道であった。僕はそれに気付かず、方角を逆に解釈したのである。僕も早とちりしたが、やはりすごいね、フランス。こんな道が存在するとは。南下してセーヌ川に戻りたかったのだが、反対に北上して東駅、北駅に到着してしまった。これはまずい。とにかく、なるべく分かりやすい道を通ってセーヌ川に復帰せねばならない。キャプテンにナビをお願いするが、「この道はまっすぐセーヌ川まで行けるの?」と聞くと「・・・・」と沈黙が流れ、もう一度「川まで行けるの?」と聞くと「ちょっと待ちさいや!」と叱られる。路肩に一時車を止め、2人で地図を検証。結局遠回りして、オペラ座の前の大きなロータリーを通り、ルーブル美術館の中、ピラミッドの前を通る道を選択する。これも信じられないことだが、ルーブル美術館の中を公道が通過しているのである。幸いなことに我々、この道を以前にバスで通ったことがあったので、混乱しながらも何とかこの道を通過。ようやくセーヌ川に復帰する。
キャプテン・ナビはこの後も活躍を続けた。隊員「この道を行けば、前に通った道に復帰するよね?」、ナビ「うん、がんばればね」。発売したらマニア受けするかもしれない。
帰り道、ついでということもあり、少し遠回りして再びIKEA。ゴミ箱、スツール、バスタオル、まな板などなど購入。ちょっとがんばりすぎた。家に帰るとさすがにくたくた。ちょっとしたおつまみを作り、ビールを飲んで宴会。
写真は途中立ち寄ったJardin du Palais Royal(パレ・ロワイアルの庭、隊員撮影)と車中から撮影したセーヌ川(キャプテン撮影)。庭は何を撮ったのかイマイチ定まらず、セーヌ川は川が写っていない。