サヴォア邸


パリ郊外の街、Poissyにあるル・コルビュジエの名建築・サヴォア邸を見に行く。オルレアンからは高速を乗り継いで約2時間。サヴォア邸近くに来てから道に迷ったものの(気付かずに玄関の前を2回通過した)、何とか無事に到着。










館内には日本人の少人数グループがいるくらいで、まだ混雑しておらず、ゆっくりと見学できた。やはり我々は美術館よりもこういう建築の方が好きらしい。日本に帰ってから役立つ事はないかと目を皿のようにして観察する。感想は素晴らしいの一言。もちろん床面積も広いのだけれど、それ以上に広々と開放的に感じる設計。2階のリビングで空中庭園を眺めながらしばし休憩。この五分の一くらいのスケールの家があったらぜひ住んでみたい(このままでは広すぎるので)。しかしこうしてみて見ると、以前にあきらめた東富岡のテラスハウスはこういう建築の影響を強く受けているのかもしれない。中庭、開放的な窓、屋上に出ることができる作り。今思い出してみてもつくづく惜しい物件であった(担当の不動産屋のおやじがあれでなければ・・・)。
団体の見学者が到着したらしく、混雑してきたので、サヴォア邸のガイドブックを1冊買い、庭をぐるりと一周して帰途につく。