キャプテンvs国勢調査

フランスでも数年に一度、国勢調査があるらしい。ただし日本のように全ての住居というわけではなく、サンプリングされた一部の人のみである。これに当たってしまうのが我々のすごいところだ。
最初の来襲は数日前。キャプテンがひとりで部屋にいるところに調査のおばさんがやって来て、「5分で終わるから家に入れて」とのこと。「わからない」と言い続けるキャプテンと押し問答した末、結局追い返してしまった。その後、電話攻撃もあったものの、おばさんは相変わらずフランス語のみで話し続け、「わかった!?わかった!?」を繰り返す。負けじとキャプテンも「わかりません!わかりません!」と応戦。どこへ行っても戦い続ける女・キャプテン。以降、電話もインターホンも全て無視しているらしい。
そしてついに今日、封書に調査票が入って送られてきた。回答するのは簡単だが、問題はこれを持って市役所にいくか、電話で予約して再度おばさんの訪問を受けなくてはならないこと。なぜ返送させてくれない?試しにキャプテンに「市役所行ってくれる?」と言ってみたところ、すごい顔で拒否された。