バスの行方

このイベントで唯一面白かったこと、それは移動のバスであった。僕は仲の良い先輩と運転席の真後ろに座り、その先輩に携帯電話の使い方を教えていた。しかしどうにもバスの運転がふらふらしている。どうやら道を知らず、1台目(僕らは2台目のバス)のバスについて行っているようだ。だから1台目が道を間違えそうになると2台目も同じように間違えそうになる。そうこうしているうちについに1台目を見失ってしまった。運転手さんは「あれー?」とか言いながらきょろきょろして、必死に1台目を探しているが目標は見つからない。分かれ道が来る度にゼブラゾーンをうろうろし、「うーん、こっち!」という感じで進んでいく。大黒ふ頭でUターンするつもりだったらしいが、なぜかパーキングエリアに入ってしまう。で、Uターンはできたのだが、そこでついにあきらめたらしく、我々の隣の人に「お客さん、道、こっちですか?」と聞いていた。で、その人にガイドされながら何とか目的地へ。16:00発表会開始の予定が、着いたのは16:10であった。いやー、スリリングで楽しいバスツアーだった。先輩いわく、「ミステリーツアーかと思ったわ」。うん、よく無事に着いたものだ。