0日目 成田潜入

ついに隊員海外デビューの日がやってきた。朝からお土産を買ったり、家の片付けをしたり、ばたばたと準備して１３時過ぎのバスで成田空港へ。キャプテンの見送りに来たのがついこの前のようだ。早く着き過ぎたので本屋を物色、村上春樹「象の消滅」と「トラベルストーリー４８　バンクーバー　カナディアン・ロッキー」を購入する。ヴィクトリアに住んでいるとはいえ、キャプテンは街のことはあまり知らないだろう、という隊員の読みである。自分で調べねば。次は両替。「レートがよくない」とは言われていたが、時間がないので仕方あるまい。で、JALカウンターに行って搭乗手続きし、ついに出国へ。勝手がわからず緊張したが、途中から何も考えずに前の人についていく。ボディーチェック、税関、無事に終了。あれが税関というものか。結構だるい雰囲気の場所だ。無愛想な係の人が一言も発さずに「出国」スタンプを押してくれる。何はともあれこれが初出国である。おめでとう。
免税店には全く興味をそそられるものがないため、休憩する場所を探す。会社の友人に「中にシャワーを浴びたりプレステで遊べる場所があるから、そこで休憩するのが良い」と聞いていたので、それらしい場所を探すが、よくわからない。「航空会社のラウンジのことかも」と思いJALサクララウンジに入り、「JALのチケットがあれば休めますか?」と聞いてみる。返事は「ビジネスかファーストの人専用です」とのこと。まぁそうですよね。そうじゃないかとは思っていたんですよ。長年の疑問（「あそこには入っていいのか?」）が解決される。これから先二度と足を踏み入れることはあるまい。
門前払いの後、Yahoo Cafeを発見、休憩しながらこの日記を書いております。次に更新するのはカナダからの予定。バンクーバー空港で無事キャプテンに会えるだろうか?かなり心配である。
機内は思っていたよりもずっと広かった。JALだからであろうか。その上、隣2席は空席で、荷物置きたい放題。機内サービスもよし。映画も20タイトル近くある。（観なかった）隊員は山崎まさよしのハワイライブを聞きながら空港で買った本や機内誌を読み、ビールを飲んで過ごす。けっこう眠れたし、快適なフライトであった。