1日目 バンクーバー到着

ついに北アメリカ大陸上陸!天気は良いが、バンクーバーはやはりひんやりと涼しい。隊員が警戒していた入国審査、税関は思っていたよりはるかに簡単に通過。入国審査の質問が聞き取れずにちょっと苦労した程度であった。出口を出るとキャプテンと友人のリンダ一家に出迎えを受ける。久しぶりに会うキャプテンは何だか若返ったような感じ。挨拶をしてリンダにお土産をわたして彼らとはお別れ。リンダ父に「君たちはそっくりだ」と言われる。そうかな?キャプテンとともに空港2階に上がり、BLTサンドイッチを食す。カリカリベーコンがなかなか美味。
昼食後、パシフィック・コーチ・ラインのバスに乗り込み、一路ヴィクトリアへ。ヴィクトリアはバンクーバー島最南端の街であるため、BCフェリーという船に乗ってわたる。フェリーというのはどこに行ってもだいたい同じような雰囲気のものである。鹿児島の桜島フェリーと似た雰囲気。船内ではみんなカフェテリアで何か食べている。キャプテンによると「この船はこれで儲けているのよ」とのこと。我々もチーズケーキを食べたが、甘さ控えめでなかなか美味。1時間30分後、バンクーバー島に到着。さらに30分ほど高速を走るとヴィクトリアダウンタウンに入る。のどかできれいな街である。夕方の時間だったがまだ明るいので(こっちは10時ごろ日が沈んで4時ごろには空が白み始める)、有名なエンプレスホテルやインナーハーバーを見てジェラートを食す。このジェラートはうまかった。注文すると目の前でジェラートとトッピングのフルーツを冷たい鉄板の上で混ぜてくれる。食後、キャプテンのホストファミリー、ジム(父)とグレッグ(長男)に迎えにきてもらい、ホストファミリーの家へ。家でリオニ(母)と会い、挨拶する。彼らの家はそれほど広くはないが、裏庭は家と同じくらい広い。ジムはそこに木の上の家、いわゆるトムソーヤ小屋を建設中。これはなかなか日本では出来ないだろう。
晩御飯を頂き(ばっちりカナディアンスタイル。豪快)、我々が泊まる隣のおばあちゃん宅へ。荷を解いたり、設備を確認したりして今日は就寝。順調な旅の滑り出しであった。