5日目 ウィスラー小旅行 Day 3

moriyu2005-07-13

朝はB&Bの近くにあるLake Altaまで散歩。この辺は別荘とおぼしき家が本当に多い。どれも広くて豪華である。一戸くらい分けてくれないかしら?湖沿いの細い山道を登り(またも!)見晴らしの良い場所で湖を見渡す。ちょうど対岸を列車が通過しているところだった。これがまた延々といつまでも続く。さすがカナダ。コンテナやらタンクやら台車やら、いろんなものを引っ張っている。千代田線の10倍くらいあるかもしれない。
2日目の朝ごはんにはジャネットとジェイが作ったピーカンコーヒーケーキが出てくる。これが秀逸。キャプテンは気に入って3個目を食べようとしたのだが、「他のお客さんもいるから残しておいてちょうだい」とジャネットに釘を刺される。ジャネットによると「帰りはホース・シュー・ベイからナナイモに渡るのが眺めも良くてお勧め」とのこと。そうする、と答えて宿をあとにする。さらばウィスラー。本当に楽しかった。
帰りはすっかり運転にもなれ、快適にホース・シュー・ベイを目指す。しかし非常に遅いキャンピングカーにつかまり、結局フェリーの時間に間に合わなかったため、あきらめてバンクーバー→トゥワッサンの、来た時とと同じルートを逆行することにする。
フェリーの中ではレモンタルトを食す。甘さ控えめでなかなか美味。食後、隊員はトイレに行くついでに街の紹介やアクティビティーのパンフレットを物色する。「Fishing」のパンフレットを取ったところ、隣でやはりパンフレットを物色していた老人から「釣りが好きかね?」と尋ねられる。そうだと答えるとカナダでの釣りの思い出についてあれこれと語り始めた。(彼は言葉のなまりからするとおそらくメキシコ人である)これがおひょうの話から鱒の話から延々と続く。とても終わりそうにないので、適当なところで「妻が待ってますから、もう行かないと」と切り上げる。釣り好きというのは世界中どこに行っても恐ろしいものだ。
レンタカーを返したのは15時前。予定よりかなり早く帰ってくることができた。初めての海外運転で無事帰還できたのが何よりである。その後ダウンタウンに出て買い物。隊員は街中でlululemonのTシャツ&パンツをおしゃれに着こなした男の人を見て、「これだ!」と思い立ちlululemonに向かう。Tシャツとパンツ、一枚ずつ購入。パンツの試着を頼もうと思って声をかけた人が客だったというミスはあったものの(みんなlululemonerであるため、見分けがつかない)、なかなか良いものを買うことができた。何せ着心地が良い。パンツの裾上げは日本に帰ってから青山店でやることにする。
その後Market on Yatesで晩御飯のお買い物。散々迷ったがアンチョビガーリックパスタを作ることにする。必要な材料を買い揃え、帰途に着く。久しぶりに二人で作る料理である。しかしこの晩作ったパスタは我々がこれまで作った中で最もまずいパスタになった。まず麺がダメ。やわらかい。あと生ウィンナーの味が強すぎてアンチョビも何も吹き飛ばしてしまった。もそもそとこの不思議な食べ物を食べ、ビールを飲んで本日は就寝。ウィスラー小旅行も終わりを告げた。