4日目 ウィスラー小旅行 Day2

moriyu2005-07-12

宿の主人ジャネットが朝食を準備する音で目覚める。本当によく音が漏れる家だ。朝食のメニューはフルーツ盛り合わせにヨーグルトとグラノーラをかけたもの、マフィン、イングリッシュマフィン+ソーセージ+ポーチドエッグにhollandaiseソースというものをかけたもの。これはかなり美味であった。ボリュームもたっぷり。ジャネットは陽気なおばちゃんで、なかなかの好人物である。しばし話をしてウィスラーのハイキングコースの地図をもらい、準備してから出発。
ウィスラービレッジまでは1キロほど。二人でてくてく歩いていく。途中、ランニングする人やMTBに乗った人々が我々を追い越していく。15分ほどでビレッジセンターに到着。ここからゴンドラやリフトが出ていて、ハイキングに行く人、MTBと一緒に上ってダウンヒルをする人などがいる。遊びに来ている人はかなり多く、冬のスキーはもちろん、夏の避暑もかなり人気のようだ。ショッピングモールも大きくて、カナダ版軽井沢みたいである。
ウィスラー山は雲にすっぽり包まれていたが、ウィスラービレッジゴンドラに乗って山の上に向かう。ビレッジの風景を眺めながら山の中腹のロッジに到着。ここからはたくさんのハイキングコースが四方八方に延びている。我々もとりあえず中級コースを選択、登ってみることにする。ちなみにこのコースは「Closed」となっていたが、みんな構わずに登っていく。日本では考えられないことだ。すぐ管理者に怒られそうなものだが。昨日のスタワマスチーフを経験している我々にはこのコースはとても簡単に思える。ルートの頂上にてカナディアンロッキーの山々を背景に記念撮影を行い、雨に追われながらロッジに戻る。
コーヒーを飲んで一休みした後、ウィスラー山頂に上るリフトに乗る。これはかなり面白い代物であった。物凄い高さを一気に頂上まで上る。かなりスリリング。おまけに日本と同様、リフトを止める人がいて、(スキーも履いてないのになぜ止めるのだ?)空中でぶらぶらととどまる事もしばしばである。リフト好きの方にはおススメ。しかし到着した頂上はすっぽり雲に覆われていて視界は悪く、その上かなり寒い。早々に下り便に乗って中腹に下りる。下りはもっとスリリング。落っこちそうな錯覚にとらわれる。
その後、初級コース(こちらも絶景)を歩き、再度山頂リフトに乗り(病みつき)、下山。5時間近くを山の上で過ごし、ハイキングを満喫した。
下山後、ビレッジで遅めの昼食。アムステルダム・パブ・カフェでシュニッツェルとチーズトーストを食べる。どちらもすごいボリューム。そしておいしかった。特にチーズトースト。なぜかうまい。
一度宿に戻り、今度は車で出発。ビレッジのスーパーマーケットで御惣菜を購入する。これが本日の晩御飯。昨日に引き続き我々らしい晩御飯である。ついでにビールも購入し、部屋で酒盛り。いやいや、ウィスラーは実に楽しい。冬のスキー、スノボもきっと楽しいんだろうなぁ。機会があれば皆様もぜひ。