バンコク出張4日目

moriyu2005-11-04

朝食の席ではシンガポール人・ジェニーから質問を受ける。やはりプログラムに名前が載っているといろんな人が話しかけてくるようだ。講演には行けなかったのでどんなことを話したか知りたいとのこと。適当にかいつまんで内容を話す。ジェニーは砂漠の緑化(と聞こえた)についての講演をしたとのこと。立派な講演である。
この日はおかゆを食べたのだが、これが思いのほかおいしかった。エビ粥+ねぎ、しょうが、漬物をのせ、醤油らしきものをかける。なんとも絶妙な組み合わせ。これなら日本でもできそうだ。ぜひ試してみたい。
講演も終わったのでポロシャツに普通のパンツで学会に向かう。車は7時30分に来ると言うのでそれには乗らず、9時前に駅まで歩いて地下鉄を使う。チケット販売機にお金を入れると黒いコイン(トークン)が出てくる。海外経験2回目の隊員には当然使い方などわかるはずもない。ゲート前で右往左往し、他の人の様子を見てようやく理解する。Suicaのようにかざせば良いだけなのだ。降りるときには回収するスリットに入れれば良い。ふむふむ、なるほど。しかしこんなコインのようなものをかざすとは思わなかったな。明日はスカイトレインに挑戦である。
会場ではエビのバイオロジーの話を聞く。こんなの日本ではなかなか聞く機会がない。エビの養殖はタイの主要産業のひとつであるため、エビの研究が盛んなのだ。内容はなかなか面白い。対象がエビになっただけで、日本の農学部とかの研究と同じようなものであろう。昼食は一人リハーサルをしたカフェでパッタイ(焼きそばのようなもの)。こちらも美味。午後は会場周辺をうろちょろする。インターネットカフェを発見したのでメールを送り、新聞を見る。学会は特に聞くものもなかったので再び地下鉄に乗り、終点の鉄道との連絡駅まで行ってみる。何かあるかと期待していたが、かなりさびれていて雰囲気が悪く、僕にはディープ過ぎた。駅周辺をぶらぶらしてすぐに退散。次にナイトバザールが開かれる駅に向かう。こちらはまだ開いていない店も多かったが、その分勧誘もなく、思うように見てまわることができる。しかし日本でもそうだが、観光客を対象にしたこういうところではあまり欲しいものが見当たらない。せっかく来たのでキャプテンにかごバッグをひとつ買い、値引きも頼んでみる。半額くらいになると聞いていたが、面倒くさくなって10%OFFで購入。ホテルに戻る。
夜はホテルの部屋で楽しみにしていたタイ式マッサージを受ける。ジェニーが「ホテルのマッサージもなかなかだったわよ」と言っていたのだ。1時間1500円だから日本よりずいぶん安い。しかし来た人はあまり感じが良くなく、マッサージもまあまあというところ。むしろ痛い。途中何度も「寝ているのか?」と聞いてくる。むしろ変に緊張して疲れてしまった。チップを渡しても無愛想に受け取るだけだし。もっとちゃんと調べておけばよかった。隊員ご立腹でビールを飲み、結局この日も早々と就寝。
ところでこの日の朝からおなかが痛くなる。あれだけ水や氷には気を付けていたのだが、やはりダメなものはダメである。パッタイについていた生野菜のせいかなぁ。SoくんやTomoちゃんの言っていた通りだ。薬を飲むが、かなり苦しい目にあった。