バンコク出張3日目

moriyu2005-11-03

3時ごろ目が覚め、発表の準備を始める。これは完全に日本時間で生活しているな。しかしなかなか原稿を覚えられず、さすがにちょっと不安になってくる。朝食をキャンセルし、出発の時間まで練習。会場でもカフェに入り、一人リハーサルを行う。このとき気付いたのだが、お店の人は僕に話しかけるとき、まずタイ語で話すようである。初めのうちは英語が聞き取れていないのだろうと思っていたが、よく聞くと英語ではなさそうである。やはりタイ人っぽいのだろうか?
講演は午後の三題の最後。会場は結構広く、聴衆は80人程度。発表前に司会の女性と初対面の挨拶をする。「あなたは全然日本人に見えない。タイ人みたいだ」とのこと。そうですか。筋金入りですか。ステージに上がるときはさすがに緊張したが、講演は無事終えることができる。しかし質問タイムはいまいち。タイ人の質問は聞き取りづらく、あまりわからないうちに適当に終了。さらにライデン大学の教授も質問するが、そちらは言葉の定義が違うせいでいまいちかみ合わなかったり、データがなかったり。もっとちゃんと説明して詳しく話せればよかったのだが。
講演が終わってからも2、3、質問を受ける。タイ人男性が「化粧をする必要性は何か?」と聞いてくる。なぜかニヤニヤして目もあわさず、感じが悪い。むかついたので「使いたくなければ使わなくていい」という旨を丁寧に伝える。
パーティーではタイ側のスタッフたちと食事をとる。みな非常に親切だし、きちんと英語を話す。僕の英語もほめてくれたが、そちらはお世辞かと思われる。本当に親切な人たちだ。8時には終了し、またも早々と就寝。