グアム4日目

moriyu2006-01-22

朝食後はプールでひとしきり泳ぐ。キャプテンが新しい遊びを開発、浮き輪につかまったままぐるぐると回り続けるという至極くだらないものであるが、これがなぜか面白くてみんなで回り続ける。気分が悪い。昨日の後ろ向き競争もまた行う。こちらは普段使わない筋肉を使ったせいか筋肉痛になっていた。
迎えのバスに乗り、再び免税店へ。これはこういうツアーではお決まりのコースらしい。隊員は実家へのお土産を購入。キャプテンは残ったドルで化粧品購入。再びバスに乗り空港へ向かう。
空港に到着するとNorthWestのカウンターは恐ろしいくらいの長蛇の列。出発も3時間程度の遅れとのこと。すばやく列の最後尾に並び、一時間くらいかけてチェックインを済ませる。この調子では出国も手間取るだろうと、すぐに出国手続きをする。免税ゾーンに入って一安心、昼食にピザを食べていると、さっきまで「DELAYED」と点滅していた我々の乗る便が出発便リストから消えてしまった。また表示されるだろうと思い、免税店を見て時間をつぶすも、何の情報もない。このころになると一同なんとなく不安になってくる。実は昨日の大雪のせいで成田が使えなくなり、今日もその影響が残っているというのだ。出発予定だった19時ごろにゲートに行ってみるが、みんな待たされている。怒っている人あり、疲れて寝ている人あり、ボーっとしている人あり。何ともいえない無力感が漂う空間になっている。カウンターの係員も質問に対して「何もわからない」という答えのみ。そのうち我々の乗る便はまだ成田を飛び立ってさえいないことが判明。「乗る飛行機もないのになぜチェックインさせたんだ!」とは客の中で一番怒っていたおじさんの言葉。ごもっとも。結局20時30分ごろになってこの日は飛ばないことがアナウンスされ、グアムに再入国。旅行会社が押さえてくれたホテルにもう一泊することになった。翌日、期末の報告を控えていた隊員は上司に電話、帰れない旨を伝える。このNorthWestの対応は本当に不誠実でひどいものだった。我々は二度とNorthWestには乗らないだろう。
結局一日空港で待たされて大変な目にあったが、旅行会社の押さえてくれたホテル、何とウェスティンホテルであった。まさかこんな形で高級ホテルに泊まることになるとは。さっきまでの疲労感から一転、ウェスティンを満喫するという新しい目標ができた。チェックインするとすぐにTomoちゃんがフロントに電話、プールの営業時間を確認すると22時までとのこと。あと30分しかない!すぐに全員水着に着替え(恐ろしく素早かった)、半ば走るようにしてプールに向かう。水は冷たかったものの、とりあえず一流ホテルを満喫せねばならない。キャプテンなど、何もしゃべらずがむしゃらにクロールで往復し続けていた。次はプライベートビーチ。夜だったが水は温かく、星も見えている。これほど暖かいオリオン座は初めて見た。じゃばじゃばと15分ほど遊ぶ。ビーチを出てジャグジーに入っているとホテルの人が来て「もうおしまいです」とのこと。おとなしく部屋に引き上げる。だがこれで終わるわけにはいかない。次は隊員の念願であった一流ホテルのバー。みな一杯ずつカクテルなどを飲み、23時過ぎまで寛ぐ。こちらも満喫。その後、部屋でシャワーを浴び、ヘブンリーベッド(恐ろしくふかふか)で就寝。思わぬおまけのもう一泊であった。