グアム3日目

moriyu2006-01-21

朝はまたも雨。しかし朝食後から再び晴れ始め、この日は快晴となった。日差しがきつい。この日はタモン湾のはずれにあるガンビーチへ。ガイドブックによると人気の少ないパブリックビーチとのこと。ホテル日航を通り過ぎ、舗装されていない道を慎重に進むと、突然目の前に海が広がる。が、そこにはなぜかギリシャ神話の登場人物のような白いひらひらとした服を着た女性(日本人)が立ち、バイオリンを弾いている。一同驚きのあまりしばし無言。あまりの意味不明さにちょっと怖くさえ感じる。傍らにはセーラー服を着て和傘をさした、女性二人組が立ち、我々をさらに混乱の中に引きずり込む。これ、どうやら怪しい撮影のようである。我々を皮切りに人が集まり始めると、いつの間にかいなくなってしまった。
彼女らに出鼻をくじかれはしたが、ガンビーチは昨日のコンドミニアム前のビーチよりは数段きれいである。サンゴ礁も豊富だし、魚も多い。リーフの際近くまで行くと魚の種類も増え、サンゴも生き生きしている。一通り泳いだ後、母シゲコが「シュノーケルがほしい」とのことだったので、歩いてホテル日航へ。ロビーで行われていた結婚式の中に水着で入り込み、中の売店でゴーグルとシュノーケルのセットを買う。これを装着して再び海へ。リーフの際から10メートルくらいのところまで来ると、大きな魚も見られるようになる。しかし引き波が強く、さすがに怖くなってきたので「この辺で引き返しましょう」と声をかけ、ビーチに戻る。その後はまた日航に行って浮き輪を買い、ひとしきり波乗り。これぞ南の島、という感じでビーチを満喫した。お昼を過ぎて疲れてきたところで部屋に戻る。
昼食はスーパーで買った焼きそばUFOとパン。グアムで食べるUFOは絶品である。食後に再びペイレスへ出かけ、晩御飯の食材と大量のドライマンゴーを購入する。以降、常にドライマンゴーを食べながら行動する。帰りながらレンタカーを返し、コンドミニアムまで送ってもらう。
晩御飯はサーモンとジャガイモのグリル。これも昨日に続き非常に美味。海外で料理するときはこういう簡単な調理法がよさそうだ。食事をしながらNHKを見ていると、東京は大雪であるとのこと。「かわいそうにねぇ」などと東京の人々に同情したりする(もちろんこの後起こる事態は誰も予想していない)。食後、昼に買った浮き輪を持ってプールで泳ぐ。浮き輪で遊ぶのなんて何年ぶりだろう。浮き輪に乗っかり、後ろ向きに手で漕ぎ進む競争も行う。これが意外にスピードが出て面白い。プールを満喫して部屋に戻り、ビールを飲んで就寝。ついに3日目終了。明日はいよいよ帰国である。