オランダ出張

moriyu2007-04-21

学会に参加するため初めてヨーロッパに行くことになった。アムステルダム5泊6日、しかも一人。この絶好のチャンスをキャプテンが見逃すはずがない。別途チケットを取り、ちゃっかりついてくる。
朝はやや早めに起き、こまごまと準備。スーツケース、手持ちのカバン、発表のポスターを持ち、たまプラからバスに乗り成田へ。前日、出発の準備であまり寝ていないせいで車内でうとうとする。成田に着くとすぐにチェックイン、荷物を預け、出国手続きをする。軽い食事を取るとそろそろ出発の時間。出発ゲートへ。ゲートには学会に参加すると思しき人たちが結構いる。キャプテンが水を買いに行っている間、僕はおば様3人組に頼まれて写真を撮ってあげる。
飛行機はJAL。機中映画を見たり(ホリデイ、デジャビュ)、アムステルダムについて勉強したりして過ごす。時間が余ったので学会の予習もしてみる。機内食はまあまあ。飲み物用のプラスチックのカップが気に入ったキャプテン、ちゃっかり自分のバッグにしまっていた。約12時間のフライトでアムステルダムに到着。
スキポール空港に着くとあっさり入国手続き終了。ホテルリムジンバスの発券所へ。すぐに出るとのこと。行ってみるとバスではなくただのバン。我々のほかにも一名、富山大学の人が同席し、話しながらアムステルダム中心街へ。このバス、驚くほど運転が荒かった。特に街の中に入ってからはトラム(路線バス)の進行は邪魔する、自転車を引きそうになる、バンプでもスピードを落とさないので、後ろの我々は文字通り席から浮いて転げ落ちそうになる。バスだけで疲れながらホテル到着。今回の宿泊はイタリア系のホテル、ジョリー・ホテル・カールトン。インターネットを見てかなり期待していたが、フロントに到着するなり係の女が「Wait a minutes!」と荒々しく言い放つ。我々の前の客でかなりバタバタしているらしい。Welcomeの一言くらいあっても良いだろうといきなりキャプテンおかんむり。5分ほど待たされ、ようやくチェックイン。暗雲立ち込めてきた中を部屋に行ってみるとこれが余りに汚い部屋。一泊€180でこれか!?しかもノンスモーキングを希望していたのにスモーキングルームである。ここでキャプテンの怒り爆発。持ってきた荷物を持ってそのままフロントに逆戻りし、「部屋を交換しろ」と交渉を開始する。相手は先ほどの女である。「ノンスモーキングでツインの部屋に代えてくれ」というとツインが通じないらしく、女「ツイン?」、キャプテン「ツイン!」、と数回ツインの応酬をする。ボーイのおじさんにはちゃんと通じており、横から助け舟を出してくれた。いずれにせよこの日は空きがないとのこと。「でも5日も宿泊するのよ!」とキャプテンが言うと「明日には交換できる」とのこと。OK。今日はこの辺で勘弁しといてやる。
部屋に戻り、食べなかった機内食のパン、家から持ってきた大洲名物志ぐれを食べ、風呂に入り、8時には倒れこむように就寝。もうぐったりである。