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フランスといえばパン。しかし渡仏してからこれまで、それほどおいしいパンには出会っていなかった。これなら日本のおいしいパン屋と同じくらいのレベルだなと思っていたが、先日から通い始めた近所のパン屋、これは確かにおいしい。日本でフランスパンを食べてなかったので比較はできないが、ここのTradition（法律で定められた伝統製法のバゲット）は皮はパリパリ、中はもっちりで本当に美味。一本1.05ユーロ。朝一に行くとまだ熱いパンを紙袋に入れて渡してくれる。アパートに帰るまでに我慢できず、キャプテンと２人、ついつまんで食べてしまう。

晩御飯は昨日の夜から作っていたビーフシチュー。高山レシピを参照。牛肉、玉ネギ、トマト、ポロネギを赤ワインで煮込み、今日の昼過ぎにジャガイモとウインナーを投入。途中、トマトピューレについてひと悶着あったものの、（キャプテンは「煮込めば同じ」と主張して切ったトマトをそのまま茹で始めたが、僕はそれはちょっと違うんじゃないかと主張。議論は平行線をたどった。結局ケチャップをちょっと足すことで手打ち。）毛布包み作戦のおかげでお肉もとろとろ。美味しいシチューができた。