ついに入手

先週のイベント(気が向いたらそのうち報告しましょう)のダメージが抜けず、しばらく更新を怠っておりました。今週はのびのびとパリに遊びにいく。目的地はオペラ、ギャラリー・ラファイエット周辺。
Marche Saint-Honore広場の地下駐車場から出ると、まず目に入ったのはMarc by Marc Jacobs。なぜか10人以上のお客さんがわいわいと開店を待っている。「これは何かプレゼントがあるのかも!」と色めきたって我々も合流、開店と同時に店内に入る。しかしプレゼントもなければセールでもない。店員さんに聞くと、「小物の新作発売日だから」との事。それもあまり惹かれるものがなく、しばしうろちょろして退却。
Marcの小物の安っぽさについて話し合っているうちに、当初の目的地、45 rpmパリ支店に到着。これまでいろんな店を見て回った結果、フランスのブランドのサイズはやはりなかなか合わないだろうと考え、ちょっと覗きに来たのである。しかしこれが運命か。キャプテンがHenry Cuirのサイトで見て、「これが理想」と言っていたブーツが置いてある。コートなどもしばし見て回るが、そわそわと戻り、「じゃぁ、ちょっと試着だけ・・」とブーツを試着することにする。値段を店員さんに聞いてみると、日本の値段より3割ほど安い。「輸送費や税金の関係で服を買うよりはこちらの方がお得ですね。私も日本人のお客様にはこちらをお勧めしています」とのこと。うまいこと言いますねー。サイズもぴったりのものがあり、あとはお財布との協議。当初キャプテンが考えていた予算の2倍弱、僕の考えていた予算の1.5倍であったが、「一番欲しかったものだし・・」ということでこれを購入。クリスマスを前に、ついにブーツが手に入った。
高い買い物で汗をかき、お腹もすいたのでお昼を食べに移動。今日はカイエ・ド・パリに載っていたDes Pates Vivantes。直訳すると「生きた麺」という中華レストラン。カイエでお勧めされていた蘭州牛肉拉麺と、もう一品野菜と豚肉の汁なし麺を注文する。ここはかなりおいしかった。とくに汁なし麺はテンメンジャン中心の味付け、豚の角煮、高菜なども入っていて、味が濃く、僕好みである。キャプテンは苦手なパクチーが入っていたのがマイナスポイント。「次回はノン・パクチー・シルブプレ、やけん」とのこと。我々の後にも続々とフランス人が入って来て、すぐに満席。人気もあるようだ。
次にギャラリー・ラファイエットを探検。先日のプランタンの爆弾騒ぎもあり、警備が厳重。入り口でカバンチェックがあった。既に疲れ気味だった我々はファッションコーナーには目もくれず、グルメ館に直行。ここはLe Bon Marcheのグルメ館より活気があって、内容も充実している。日本のデパ地下により近い感じ。イタリアンや生ハム、寿司などのイートインコーナーもある。疲れた我々も色めき立ち、うひょうひょと買い物。中華惣菜コーナーで晩ご飯用にチマキ、蒸しギョーザ等、サダハル・アオキでシュークリームとパウンドケーキを購入する。この中華はかなりのヒットだった。フランスで食べた中華の中ではレストランも含めて一番おいしかった。シュークリームは、ウーム、特に特長はなかったかな。値段を考えても(1個3€!しかもこれが一番安い!)もう行かないかも。でも規模といい、品揃えといい、Journeys遠征の際はやはりラファイエットに来ることになりそうだ。
恒例となったキャプテンの見たパリ。ノートルダムのクリスマスツリー、セーヌ川、他。皆さん気付いているとは思いますが、セーヌ川を写す時は、川面が入らないようにするのがキャプテン流です。