Nikon D80+DK-17M

先日注文したパーツが全て揃い、D80のファインダーを改造。ウチのD80が丸窓になる。
TENPA MEA-N改を介してDK-17Mを装着

これまでのDK-21を装着

そもそものきっかけはキャプテンのE-420PanasonicのマグニファイヤーVYCO973を装備したこと。小さかったファインダー像が少し見やすくなる。

僕もD80に付けようと思い、物色を始めたのだが、その際に思い浮かんだのがD700の丸いアイピース。「あんな感じにしたいなー」と思って調べると、D700用のマグニファイヤーDK-17Mは正規アダプターでは取り付けることができないらしい。オリンパス製のME-1も丸いマグニファイヤーだが、窓が小さくて覗きにくそうだ。何とかDK-17Mを付けられないものか。
同じことを思う人は多いらしく、みなさんいろいろ工夫をしてDXフォーマット機種にDK-17Mを装備している。先達はあらま欲しきことなり。ざっと見た感じ、一番多いのはNikonアイピースアダプターDK-22の穴を広げてそこにねじ込むというもの。しかしこれはかなり穴を広げねばならず、強度は弱そうだ。最近は通勤時にもD80をカバンに入れているので、気兼ねなく使えるよう、強度は確保したい。
さらに調べると、「中国TENPA社のマグニファイヤー用アダプターMEA-NはDK-17Mと径が全く同じ」という情報があった。検索するとYahoo!オークションに出品されていて(出品者は店舗のようだ)、値段は1,000円。中国製だし、オークションは利用したことがなかったので逡巡したが、「高価ではないし、まぁ良いか」と思ってこれに決定。
オークションは出品者の対応も良く、何事もなく商品到着。しかしこのアダプターは思ったより嵩張っていて、アイピース部分にボコッと箱を付けて、そこにDK-17Mが埋まっているような感じになる(写真を撮り忘れてしまった)。これだとちょっと見た目が・・・。そこで好みの形に変えるべく、さっそくルーターで削って改造。厚みをほぼ半分にして、紙ヤスリで削り口を滑らかにする。内部の接着剤が白く見えているが、まぁこれは良しとしよう。液晶カバーと干渉する下部も少々削る。ちょっと雑だが最初の形よりは好みになった。強度もしっかり保たれていて、多少のことでは壊れなさそうだ。
上段:DK-17M、下段左からDK-21、削った後のMEA-N、DK-22

実際に覗いてみると、確かにファインダー像がやや大きくなって見やすい。倍率は1.2倍らしい。フィルム一眼レフカメラのファインダーほどではないが、まずまずである。裸眼やコンタクトだとケラレは生じないが、僕は眼鏡なので下部の情報部分がやや見にくい。しかし全体としては満足。こういうガジェット感のあるモノが好きなのだ。