屋久島旅行 1日目

朝7時45分鹿児島本港発の高速船トッピーに乗船し、屋久宮之浦港へ。3泊4日の屋久島旅行。トレッキングや登山(もちろんプラス写真部活動)を予定しているが、天気予報は4日間とも雨。まあ多少の雨なら何とかなるだろうと高をくくっていたが、南下するに連れて風雨は強まり、2時間後、「間もなく宮之浦港に到着します」というアナウンスが流れるものの、島影は全く見えないくらいの強雨である。
鹿児島ー屋久島を結ぶ高速船・トッピー。

マツダレンタカーで車を受け取り、まずは白谷雲水峡へ。くねくねと続く山道を30分ほど進み、雲水峡駐車場に到着。相変わらずの雨が弱まるのを期待しつつ、実家からもらって来たさつま揚げとアンダギーを食べる。しかし雨脚は一向に弱まる兆しなし。他の観光客も躊躇することなくカッパを着て歩いて行くので、我々もそれに続くことにする。
我々のガイドブックによると、白谷雲水峡は体力度5段階中の1。遊歩道を歩く程度だろうと思っていたが、これがなかなか立派な登山道である。途中、何度も立ち止まって休憩する。森の中は巨大な杉やヒメシャラ、シダ、苔、そしてクワズイモのような亜熱帯の植物が密生している。屋久島特有の不思議な植生である。

屋久

雨に濡れるシダ

屋久杉とキャプテン

予定では苔深い森を抜けた太鼓岩まで行くはずだったが、雨による増水と、体がずぶ濡れですっかり冷えきってしまったため、途中で断念して引き返す。ちなみにこの復路で僕の左膝はズキズキと痛み始めた。
車中で着替えてパンを買いにLinnaへ。しかしこの日は既に売り切れとのこと。仕方なく次の候補、樹の実へ。こちらはまだ開いていて、イチジクと松の実のパン、あんぱん、ラスク、クッキーを購入。ここのパンはどれもとてもおいしかった。味が我々の好みによく合っている。クッキーは見たことないくらい厚焼きで、僕はプレーンが、キャプテンはココアがお気に入り。お店の感じもとても良かった。
いわさきホテル手前のアイショップ・尾之間店で晩ご飯とお酒を購入。ホテルに到着、チェックインし、まずは温泉で冷えきった体を温める。部屋に戻ってお酒を飲みつつ晩ご飯。その後写真部反省会。先ほど購入したお弁当はLa tableというところで作られているようだが、これがまたとてもおいしい。品数が多く、材料も良質、大満足する。(樹の実とLa tableはこの短い滞在の間に2回ずつ利用することになった)
ぐったりと疲れて僕は8時頃、キャプテンはふがいないロッテの試合を見てから9時頃就寝。明日以降も予報はまだまだ雨である。